2016/05/07
震災直後など、水の確保が難しくなると、水を使えなかったり、使う量が制限されることになります。そんなときに知っておくと便利な、節水・断水時に有効なテクニックをご紹介します。
(1)食器をラップで包んで使う
食器にラップを巻いて盛り付けます。食事後に汚れたラップはそのまま捨てれば、お皿を洗う必要がなくなるので手軽に節水ができます。
(2)節水できる食べ物をとる
節水効果のある備蓄食品は、使ったお湯を何度でも利用できるレトルト食品やそのままで食べられる缶詰などです。なお、燃料を使ってたくさんのお湯を沸かさなくてはならないカップ麺は、あまりお勧めできません。
(3)ビニール手袋を使う
避難所になる体育館での生活は、予想以上に手は汚れるものです。そして断水時には、手を洗う事すらできません。調理や医療行為など衛生面を考慮する必要があるときは、医療用ビニール手袋を使うとよいでしょう。
(4)衛生用品の備蓄をしておく
水を使わずに清潔な状態を保つために、ウェットティッシュ、おしりふきなどの製品を備蓄しておきましょう。また、水がないと口腔ケアを怠りがちになりますが、口腔と手はとにかく清潔な状態を保つように心がけてください。
(5)ペットボトルシャワーで節水する
水の確保が難しいときは、確保した水をいかに大切に使うかがとても重要になります。キャップに穴をあけると、シャワー上に水が出るので、節水効果が高まります。穴の数によって、水の出る量を調節できます。