2016/05/07
「救援物資は被災地を襲う第2の災害」と言われていることをご存知でしょうか?
実は、過去の災害では、あまりに多くの救援物資に、現地での仕分けが追いつかず、被災者に届けられない状態が発生しているのです。
「いまだから言える『要らなかった支援物資』 – 東日本大震災【第二の災害】」というまとめサイトによれば、1993年に起こった北海道南西沖地震では、衣類だけで約1,200トンが不要になり焼却処分されたが、その処分費用約1億2千万円を自治体が負担することになったそうです。
そして、そのまとめサイトでは、要らなかった支援物資について、以下のような記載があります。
不要なもの一覧
1、千羽鶴・応援メッセージや寄せ書き
2、成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
3、冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
4、保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
5、古すぎる古着・洗濯していない毛布・布団・下着など
6、自分で食料などを確保できないボランティア出典:いまだから言える『要らなかった支援物資』 – 東日本大震災【第二の災害】
そして、このことについては、DIAMOND ONLINEでも触れられています。
物資が足りないという報道をみると、居ても立っても居られないというのが人間の感情であり、善意だとおもいますが、被災地の方々のことを念頭に置きながら、「今、何が必要なのか」をしっかりと考えることが重要ということなのでしょうね。
同時に、そう考えれば、一番確実な支援は、やはりお金ということになるのかもしれません。
わたしも、すでに募金はしておりますが、物資については、しばらく状況をみながら、検討していきたいと思います。