2016/05/07
平日の昼間など、家族それぞれが別々の場所にいる時に災害が発生した場合に備え、あらかじめ安否確認方法や集合場所を家族で決めておくとよいでしょう。
携帯電話やスマートフォンを持っていたとしても、災害時は回線が非常につながりにくくなり、連絡がとれない場合が多々あります。
LINEを使った安否確認
家族全員がスマートフォンを持っている場合であれば、LINEを利用するとよいでしょう。災害時に備えて、あらかじめ家族のグループを作成しておくようにしましょう。災害時にメッセージを送り、今いる場所、誰といるか、これから何処に行くのか(今いる場所にとどまるか)、など要点をメッセージするようにします。だれからも返事がない場合でも、既読機能を利用すると安否確認の目安にもなります。
LINEが使えない場合の安否確認
スマートフォンの電源がなくなってしまっている場合など、何らかの理由でLINEが使えない場合もありますので、公衆電話などによる連絡手段として、「三角連絡法」という手を用意しておきましょう。
被災地への電話は繋がりにくいが、被災地からかける場合は繋がりやすいという災害時の特性を利用して、親類など共通の知り合いに伝言を託すやり方です。
例えば、埼玉で災害が起きたら、県内では電話がつながりにくいので、北海道など別の場所にいる人に、あらかじめ伝言を託すよう決めておきます。
被災地では、スマートフォンからの発信も規制される場合があります。固定電話や公衆電話からかけると、よりつながりやすいということも覚えておきましょう。